緑内障の治療

緑内障とは、眼圧が高いため視神経が一般の方よりも早く死んで いくことでおこる病気です。病気が進行すると視野が狭くなっていきますが、自覚症状が現れにくい病気でもあり、気づいた時には、もうかなり進行しているということもあります。早期に診断を受けることが重要な病気です。最近では、眼圧が正常でも視神経が枯れてしまう正常眼圧緑内障の患者様が増えてきています。

当院では、3D画像解析装置にて、視神経と視神経周囲の網膜神経線維の脆弱度が分かるようになり、緑内障の評価が分かりやすくなりました。また確定診断のため視野検査も適宜行っています。

治療について

緑内障の治療は、眼圧を下げることを基本にしています。点眼薬での治療やレーザーによる手術、外科的な手術があります。まずは、視野検査をして、治療方針を検討して治療方法を決めます。

一度失った視野を取り戻すことができない病気ですので、40歳を超えたら、定期的に眼圧検査・眼底検査・視野検査などの検査することをお勧めします。